コンサートのご案内|マリンバの饗宴vol.2


今日はコンサートのお知らせです。

来る11月11日に日本マリンバ協会名古屋支部主催のマリンバのコンサート「マリンバの饗宴vol.2」が名古屋の伏見、電気文化会館ザ・コンサートホールにて行われます。

マリンバの饗宴vol.2
~アメリカ音楽を旅して~

2023.11.11(土)
開演17:00(開場16:30)
ザ・コンサートホール(名古屋・伏見・電気文化会館)
一般3000円/学生2000円

東海地方で活躍している15名ものマリンバ奏者が出演します。様々なマリンバの音色をお楽しみいただけると思います。ソロもあり、マリンバアンサンブルもあり、各社のマリンバがそろい、マリンバ好きにはたまらないのではないでしょうか?!

私はピアニストの高山加織さんとプーランク作曲のフルートソナタを演奏します。加織さんと本番でプーランクのフルートソナタを演奏するのは3回目となります。

どんな思いでこの選曲をしたのか、その理由をお話ししますね。

マリンバの楽器の魅力というのは音を連続して鳴らす「トレモロ」だと私は思っています。特に低音域のトレモロはマリンバ独特の響きがして、「音に包まれる」という感じがします。そんなところが私は大好きです。

しかし、トレモロはマリンバの短所でもあると私は思っています。(私個人の主観です。)
それは、マリンバという楽器は管楽器や弦楽器と違って、長く音を伸ばすことができず、短い一つ一つの音を連続させて音が繋がっているかのように聞かせることしかできません。とくに高音域は低音域に比べて響きが少なくなるので、低音域のような「音に包まれる」ような感じはしません。

フルートソナタなので、フルートの楽譜をそのまま使用します。当然音域は高いです。第2楽章はテンポも遅くゆったりとした曲調です。私がマリンバの短所を思っている高音域のトレモロで演奏します。

マリンバの短所(と私は思っています。あくまでの私個人の主観です。)でもある高音域のトレモロをいかに美しく演奏するか?単旋律でいかに美しく歌うか?というのが今の私が挑戦しているところです。

トレモロをどのように演奏するか?丁寧に丁寧に探求していくのは地味な作業ですが(笑)、そんなことを毎日追い求めて練習しています。

私もチケットを持っていますので、興味がある方はぜひご連絡ください。