否定文を肯定文にして伝える

脳に何か伝える時に否定文で伝えると脳が理解しづらい。そうです。

ちょっと面白い経験をしました。

私は打楽器やマリンバの動画を見るのが好きで時々見ます。演奏の動画だったり、アドバイスの動画だったり。「皆さんすごいな~。」と感心しながら見ています。

その中に、打楽器の基本練習の肘を使った奏法を紹介している動画があり、手首を使わず、肘を使って練習する方法」と紹介されていました。

「なになに??どんな風にやるの?」

と興味津々で動画を見ながらやってみました。

「え???なに????私に何が起こっているの?!?!?」

とにかくビックリでした。何が起こっていたのか?と言うと「手首を使わず」という否定ワードで私の身体全身は「手首を使っちゃダメ!!!!」と必死になって身体を固めてしまっていたのです。

それならば。と思い、今度は「肘を使ってこの動きをしてみよう。」と思い直してみると、全身の動きが自由になり、身体も動かしやすくなりました。

「否定文の言葉は身体を動かしづらくする」と言うことはもちろん、分かっていたことですが、ここまで変わるのね!と自分でもびっくりする経験でした。

言葉を選択するときに何気なく選んでしまうことってあると思います。しかし、選択する言葉によって、結果が大きく変わってくることがあります。

誰かに何かを伝える時、自分自身に伝える時は肯定文で伝えたいものです。
そして、否定文で人から何かを言われた時には肯定文に翻訳して自分自身に伝えるようにしたいですね。


否定文は必ず何かしらの肯定文に変えられるはずですから!!!

自分の心にも身体にも優しく分かりやすく。そして動かしやすく。


おとなのマリンバ体験レッスン随時受付中!
体験レッスンのご案内

メルマガ始めました。演奏に役に立つほんのちょっとしたこと少しずつ。興味のある方はこちらからどうぞ。
marimba38便り