私ってこんな人です⑤

身体の痛み、音の変化

結婚しても、子どもを産んでも、ありがたいことに浜松や名古屋で演奏のお仕事や指導のお仕事はいただけていました。

しかし、20代のころから私は根を詰めて練習したり、本番の後には必ず、背中の左の方。肩甲骨のあたりが痛くなっていました。

そして裁縫が好きなので、娘たちのお洋服や小物を作ったりする時にも同じ症状が現れました。

鍼灸院に行ったり、整体に行ったり、色々試してみます。若いころは勢いで出来てしまいますが、歳を重ねるごとに勢いでは出来なくなってしまいます。

「ああ…。私はもっと歳を重ねていったらマリンバが弾けなくなってしまうのかな。」と思うようになったのが30代半ば頃でした。そんな時に出会ったのがアレクサンダーテクニークです。

親友でサクソフォーン奏者の渡邊愛子ちゃんにアレクサンダーテクニークの講座に誘われました。

「あれくさんだーてくにーく???なにそれ???」

愛子ちゃんはその当時、名古屋から東京や大阪までアレクサンダーテクニークの教師になるための学校に通っていました。インターネットで調べてみると私の様に楽器を演奏する時に痛みを感じる人には良さそうなことが書いてありました。

物は試しに。と思い、講座に参加しました。すると…

「え???痛くない…。これってすごいかも???」

驚きでした。

もっと驚きなのが、私の音も変化していきました。楽に通る音が出せるようになり、それまで苦手だった細かい音符も楽に打てるようになりました。


アレクサンダーテクニークの教師を目指す。

その後、私は浜松や名古屋でアレクサンダーテクニークの講座があると聞けば出かけていきました。私の中に「どうせ学ぶなら人に教えられるくらいまで学びたい。」という気持ちが芽生えていきました。しかし、アレクサンダーテクニークの教師資格を取ろうと思ったら東京か大阪まで勉強に出かけなくてはいけません。

当時、子どもたちは小学生が3人、一番下の娘は幼稚園児。「そんな状況で出来るわけがない!!」と諦めていました。

ところが嶋村順子さんのレッスンを受けたときに、静岡にお住まいの順子さんもお子さんが小学生の時から勉強を始め、何年もかけてアレクサンダーテクニークの教師資格を取られたと教えてくださいました。

え??私にもできるかも??

と大きな勘違いをしてしまい(?!)アレクサンダーテクニークの狭隘養成コースがあるBODYCHANCEへ通い始めます。

現在

今は月に何回か東京か大阪に授業を受けに通い、教師資格の前段階のBodyThinkingコーチ、ThinkingBodyコーチの2つの資格を取得しました。

稲沢、浜松のほかに東京や鹿児島で演奏をする人の身体の使い方、思考の持っていき方の講座をさせていただいてます。また演奏のお仕事をさせていただいたり、お教室でレッスンをしたり、土日の早朝に起きて手ごねパンを焼く4人の子どもを持つ普通のお母さんです。

間瀬早綾香ってそんな人です。

ある日の朝食用レーズンパン

ちなみに、きちんとしたプロフィールはこちらです。