コロナウィルス感染予防対策として行っていることの一つにレッスン中、換気をするために窓を開けています。


レッスン中、窓を開けているから気づけたことです。

レッスンをしている浜松の私の自宅は自然に囲まれたのどかな場所です。野生のリスはしょっちゅう見かけます。タヌキも見かけることもあります。少し行くと蛍が住んでいる川もあります。運がいいとカワセミも見かけます。
この季節にはいろいろな鳥たちの声が聴こえます。

春は「ホーホケキョ」とウグイスの声も聴こえました。でも、ウグイスの声もそろそろお終いでしょうか??
今年の春も楽しませてもらいました。

面白いもので、時間帯によって聴こえる鳥の声は違ってきます。
レッスン中も、もちろん鳥の声が聴こえてきます。

とある生徒さんのレッスンの出来事です。
演奏している空間をとても狭く感じているような?身体も音も縮こまっている、そんな印象がしました。

もっと広い空間を意識してほしいな、と思い

「今、何の音が聴こえますか?」と質問しました。

「鳥の声と、空調の音が聴こえます。」

「では、空調の音と外の鳥の声と一緒に演奏してみましょう。」

と声がけをしました。すると生徒さんの身体がすうっと伸びていき、細かいミスタッチはありましたが、そんなミスタッチなんか全然気にならないような伸びやかな素敵な演奏になりました。生徒さん自身も

「とても気持ちよく弾けました。」

と仰ってくださいました。


「自分自身が出している音ではない音」を自分がコントロールすることは出来ません。音を奏でる、ということは「いろんな音が存在する世界の中で、自分の音を加えていく。」のです。

「ああ!!!うるさい!!静かにして!!!」ではなくて、(鳥の声はそんな風に思わないかもしれませんけどね♪)今、存在する音の中に自分の音を加えていく。


そんな風に意識していくと、身体も心も変わっていき、音も変わっていきますよ。