浜松在住マリンバ・打楽器奏者でアレクサンダーテクニーク教師の実習中の間瀬早綾香です。

レッスンで先生にみてもらって、出来るようになったのに家に帰ったら出来なくなってる・・・。なんて悲しい経験をしたことってありませんか?

レッスンでやっていること

先生にアドバイスをいただき、やってみたら出来るようになりました!!
レッスンとはできないから行くものですし、先生にアドバイスをいただくために行っているものですよね。先生があなたのために良いと思った方法を伝えてくださっていると思います。

先生からのアドバイスをどのように持ち帰っていますか?
どのように持ち帰るか?によって、家に帰ってもできるのか?忘れてしまうのか?変わってきます。

持ち帰るものは何?

先生からアドバイスを受けて、何を持ち帰りましょうか?
大きく分けて、結果を持ち帰るのか?過程を持ち帰るか?の2つがあると思います。

どういうことか?というと
結果を持ち帰るは「こんな感じに弾く」「こんな感じの音」というこんな感じだったという感覚を覚えて持ち帰ろうとすることです。
過程を持ち帰るは「こうやったらこんな風に弾けた」という「こうやったら」のやり方を持ち帰ることです。

どちらが再現しやすいでしょうか?

それは後者の「過程を持ち帰る」です。
悲しいことにこんな感じという「感覚」はあてになりません。

なぜかというと人の感覚は毎瞬毎瞬変わっています。なのでレッスンでの「こんな感じ」と家に帰ってからの「こんな感じ」は必ずしも一致するとは限らないのです。

どうしたらいいの?

じゃあ、どうしたらいいの?と思いますよね?
先生に「そう!それ!」と褒められたときに自分がしていたことに気づくといいと思いますよ。

褒められた今、この瞬間に自分は何をしているのか?ということを観察します。

どんなことを考えて弾いたのか?
頭とセキツイの関係はどうしていたか?
背中はどうしていたか?
腕はどんな風に使っていたか?
脚はどんな風に使っていたか?

家に帰った時に自分が観察していたことをもう一度やってみると自分の出したい音を再現しやすくなると思います。

それには日常生活においても「自分は今、何をしているのかな?」と観察をする癖をつけるといいと思いますよ。日頃の癖がそのまま演奏に出てきます。観察の癖をつけておくときっと役に立つと思いますよ!

音楽のレッスンだけではなく、アレクサンダー・テクニークのレッスンは日常生活の動きについてもレッスンできます。気になる方は是非お問い合わせください。