音が跳躍する時に役立つ身体の使い方②

先日のレッスンでのことです。

音が跳躍する時にミスタッチをしてしまう。

というお悩みの生徒さん。

何度か試してもらい、「何をしているのかな?」と観察を続けていくと、腕だけを使い、弾こうとしている様子が気になりました。

腕の使い方について気になったところについてアドバイスした内容はこちら→

腕の使い方ともう一つ、身体を捻るということを提案しました。

身体を捻る、というのは何種類かやり方があると思うのですが、今回のレッスンで私が提案したのはみぞおちのあたりから捻る方法をお伝えしました。

椅子に座って試してみると分かりやすいと思います。
椅子に座ってちょっと横を向いてください。

どこから横を向いているか分かりますか?
胸椎と腰椎の境目のところから身体は捻っています。
それがちょうどみぞおちのあたりです。

おへそとおへその真後ろ(背中)に手の平を当てながら捻ってみると、手の平を当てているところは動いていないのがよくわかるのではないでしょうか?

これは11番目と12番目の胸椎(肋骨がくっついている背骨です。)の境目で大きく捻る動き(回旋)が出来る箇所です。

音を跳躍させるときに腕だけで動かそうと思わずに「ちょっと捻る」を加えてみると動かしやすくなり、ミスタッチも減りますよ。

是非お試しください。

次はもっとパワフルに跳躍したいときの、別の身体の捻り方。演奏する時のちょっとしたコツをお伝えします。


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