このコロナ騒ぎで楽しみにしていたコンサートや公演が中止になってしまった方はとても多くいらっしゃると思います。出演するほうも、お客さんも。
私もその一人です。
大人ですから。事情はよく分かっていますから。
悲しいのは自分だけじゃないですから。
仕方がないじゃない。
そんなの、分かってるよ。
物わかりの良い大人はきっとそんな風に思いますよね。物わかりの良い大人だって悲しんでいいんですよ。むしろ、悲しんでください。次へのステップのためにも。
悲しいということを認める
悲しいことがあった時、ショックなことがあった時、どうしてますか?
演奏がうまく行かなかったとき、人間関係で失敗をしてしまった時に。様々な場面でいろんな悲しみ、ショックを受けると思います。
自分の悲しみを封じ込めて、我慢していますか??
悲しいこと、ショックなことがあった時にはまず、自分が悲しんでいることを素直に認めてあげてください。
私、悲しいんだな。悔しいんだな。残念なんだな。って。
そして、十分悲しんで、悔しがって、残念がって下さい。自分の感情に素直に。
自分を慰める
そして、自分を慰めてあげてください。
自分を慰めるってなかなかしないことかもしれません。
でも、傷ついているんですから。慰めてあげてください。
ちょっとしたことで良いのです。
「このコーヒーは傷ついている自分を慰めるために淹れるんだ。」
「コレを買って傷ついた自分を慰めてあげよう。」
と意識的に自分自身を慰めてください。
待つ
そして、元気になるのを待つ。
無理をして元気に振舞うのもいいのかもしれません。ときにはそうせざるを得ない時もあるかもしれません。
でも、心の底から元気になるのを待つ。そんな時間も必要じゃないかな?と思います。
自分の心に素直に従う。
そんな3つのステップを踏んで行けば必ず明るく元気に戻れるのでは?と思います。
そしてね、今は悲しくて辛くても後になってみると「あの時、あのような結果で良かったね。」と思える時がきっと来ると思いますよ。