演奏はプレゼント

 浜松在住のマリンバ奏者、間瀬早綾香です。
舞台の上で演奏する時、どんなことに気を付けているでしょうか?
どんな想いで演奏しているでしょうか??

それとも、そんなことを考える余裕がない??でしょうか??

もちろん、色んな考えの方がいらっしゃるでしょう。

ちょっと視点を変えてみてると、何かが見えてくるかもしれません。

舞台で演奏するのはお客様へのプレゼント

 
舞台の上で演奏をするってプレゼントに似ているかも?と思いました。 
演奏家がお客さんに何か月もかけて準備した「演奏」をプレゼントしているのではないかしら? 

と私は思います。

ちょっと想像してみてください。 

大好きな人からすてきなものをプレゼントしてもらう様子を。 
(パートナーでも、家族でも、お友達でも。) 


何か月も前から「何をプレゼントしたら喜んでもらえるかな?」と考えに考えて、
あなたに似合うもの、あなたに喜んでもらうために一生懸命、用意してくれている様子を想像してみてください。

嬉しいものですよね。

何か月もかけて考えて、準備する様は演奏家の練習と同じだと思いませんか?

プレゼントはどんな風にもらいたいですか?

優しい笑顔でプレゼントを渡してくれたら? 
綺麗にラッピングしてあったら?
メッセージや花束なんて添えられていたら? 
サプライズでもらえたら? 

嬉しくないですか?
逆に 

怒られながらプレゼントを渡されたら? 
投げつけるように渡されたら? 
ため息をつきながら渡されたら?
包みが汚れていたり、汚かったら? 

中身は同じでも受け取る印象はちょっと変わってきませんか? 

プレゼントを渡す気持ちで舞台に出てみたら??

音楽が演奏家からお客さんへのプレゼントだったら、演奏家の衣装(これを楽しみにいらっしゃる方もいらっしゃいますからね!!)演奏家の立ち振る舞いや顔の表情はプレゼントの中身以外のモノ(ラッピングや渡し方の工夫)ではないかな?と思います。

もちろん、中身(演奏)がよければ何だって良いのです。ラッピングや渡し方がどうであれ、中身さえよければ。

でも、同じ演奏だったらお客さんの喜び方、楽しみ方は違ってくると思いませんか?
そして、なにより自分自身の演奏がより愛おしいものに感じるのではないでしょうか?

そして、お客さんとしてコンサート会場に出向いた時に、演奏家が何か月もかけて大切に大切に準備してきたプレゼントを受け取るんだ。と思うといつものコンサートがより一層ステキなものに感じませんか??

あなたが大切に思っていること、大好きに思っているものが、もっともっと大切に思えるようになり、大好きになりますように。

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