浜松在住のマリンバ奏者、そしてアレクサンダー・テクニークの教師として実習中の間瀬早綾香です。

年度替わりの今の季節はお別れの季節でもあり、出会いのの季節でもあり、ワクワクする季節ですね。

今日は誰かに何かをお願いするときにおきがちなことをシェアします。

私たちは相手のことを思いやるがために

「あの人にこんなことを頼んだら、失礼に当たるだろう」

なんて思ってしまい、頼むのを躊躇してしまうことってありませんか?

ありますよね???

今、私もちょうどそんなことでモヤモヤと悩んでいました。

Aさんにお願いしたいことがあり、

「こんなこと言ったら大変だろうな、申し訳ないな…。」と思っていました。

同時にBさんから

「こんなこと図々しいお願いをするのは失礼ですが…。」とお願いされることもありました。

Bさんからのお願いは、私にとっては全然「図々しいお願い」ではなく、むしろ頼ってくれたことが嬉しかったです。

ということは…?

Aさんにお願いしたいと思っていることもAさんにとっては大変なことじゃないかもしれない…。聞いてみなきゃわからない。と考え直し、思い切ってお願いしたら快く引き受けてくださいました。

大変かどうか?
やりたいことかやりたくないか?

というのは相手が判断することであり、依頼する私が判断することではないんですよね。「こんなことをお願いしたら、相手は大変に思うに違いない」というのは私が勝手に相手のことを定義付けしているだけなんですよね。

自分が何をしたいのか?
どんな望みを持っているのか?


ということを明確にし、

その望みをかなえるためには他の方法があるのか?

他の方法を取った方が良い場合なら他の方法を取ってみるのもいいと思います。
他の方法を取るよりもお願いする方がより良い方法と考えられるのであれば、お願いしてみたらいいと思います。

もしかしたら、相手に嫌な顔をされてしまうかもしれません。でも、されないかもしれません。それは分からないですし、相手の感情はこちらでコントロールできることではありません。


(相手との関係性はもちろん、お願いするときの言葉の選び方、態度によっても印象は大きく変わってきますけどね。)

相手に対して定義している考えをいったん保留して、お声がけしてみるとどうでしょう???

意外と自分自身の思い込みで自分自身を動きづらくさせているのかもしれませんよ。

アレクサンダー・テクニークのレッスンは日常生活の動きについて、演奏中の動きについて、思考についてのレッスンです。気になる方は是非お問い合わせください。